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森山直太朗&御徒町凧ファンのsakuraが日々の思いを綴っていこうかな…と思っています。


by sakura5429
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◆朗読会◆

青山のbrisa libreria(ブリッサリブレリア)での御徒町凧さんの第三回朗読会…
3月と4月にもあっての第三回
一回と二回は行けなかったので、今回の朗読会は第三回にして初めてです。

前二回はゲストの方がいらしたそうですが今回はゲストなしでした。

会場はブックカフェということで朗読会にはピッタリの雰囲気でした。

会場に入った御徒町さんは、いつもとは雰囲気が違って…最初はアレッ???
って思ってしまいました。
どうして?…って
いつもはわりとラフな服装だったのに、今回はブラックスーツに白シャツだったから。
友は、何かイベントがあったのかな?と言ってたんですが
後でわかったのは、親戚の結婚式があったそうなんです。
あーやっぱりそうなんだ…と思った訳です。

でも、いつもと違う御徒町さんはとても素敵でした。
そんな雰囲気でしたから、思わず背筋を伸ばして聞いてしまいました。

テーブルに詩の用紙や本を広げて、椅子に座って読むスタイルだったのですが
マイクがハウリングを起こして音が気になるとマイクなしでいくことになりましたが
キャパは40人弱だったかな?それほど広くない会場にマイクはなくても声は充分に通りました。
生の声の方が絶対にいいと思いました。
腰かけてもいい?とテーブルの前に寄りかかるように軽く腰かけて読み始めました。

まず先月書いたという
◆僕を喜ばせるもの

◆大きな水槽の中を泳ぐ
◆浮遊
◆ポエム
◆ソチラーメン屋五輪
◆電池
この5作は御徒町さんのブログにアップされた詩で、読んだ記憶がありました。
以前にも書きましたが、読んで目から入るのと
聞いて耳から入るのとは広がる世界が違うんです。
とても良かったです。

それから、2006年に発刊したタデクイの中から
◆11のソネット
この事は、改めてアップします。

それからは御徒町さんが以前に読んで感銘を受けた詩人の詩を読みました。
何編か抜けているかもですが…

黒田三郎さん
◆静かな朝
◆夕焼け
◆紙風船
◆夕暮れ
紙風船は赤い鳥が歌った曲になった詩ですね。
御徒町さんが読んでいるときに歌っちゃいそうでした。

萩原朔太郎さん
◆竹
◆天景
◆ 死
◆干からびた犯罪
◆蛙の死
◆春夜
◆猫
◆山に登る

この後10分休憩がありました。
 
高見順さん
◆青春の健在
◆小石
◆おろかな涙
◆執着

岩崎航さん
◆点滴ポール

谷川俊太郎さん
◆世間知ラズ
◆紙飛行機

生きてることと死…詩の距離感が近い詩を選んだようです。

それから御徒町さんの
◆実家にて
◆詩の表裏

最後に昨日書いた詩
◆タンポポ
この詩を、朗読会に来た方におみやげにしようと思ったけれど長くなって
サインをしにくいかと思ったそうです。
それで、当日の朝…書こうと思って書いた詩
◆蜃気楼

参加者全員にプリントしてサインして下さいました。

私にとって3年4ヶ月ぶりの御徒町さんの朗読会…
今までで一番少ないキャパの、とても温かさを感じる朗読会でした。

久しぶりの友と2人で参加でしたが、会場で3人の方と再会出来て嬉しかったです。
お会いできた方!ありがとうございました!!

朗読会の終わりに、サイン会のようになって
私の好きな詩集「人に優しく」にサインして頂きました。

そこに書き加えられた一行は『くたばる喜びとっておけ』でした。
この詩集には「生きてることが辛いなら」の元の詩があるので
とても記念になりました。

元詩は直太朗さんの歌になるときに加えられた「なんにもないとこから…」
が入ってない詩です。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
by sakura5429 | 2014-05-19 14:23